若者による若者のための観劇レビュー

23歳が、23歳なりの視点で、同年代の若者に舞台の素晴らしさを、鑑賞した舞台のレビューを通して伝えていきたいブログです

日本版「キンキーブーツ」を観劇した感想(ネタバレあり)

記念すべき第一回目の投稿は

小池徹平三浦春馬ダブル主演で注目されています、

日本版キンキーブーツです!!!

 

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キンキーブーツの感想はもちろん一言では表せませんが

一言で言います。

 

"まじで三浦春馬小池徹平の歌唱力と演技力やべぇ惚れた"

 

急に若者言葉が出まくってますが、同年代の方に伝わりやすいかな、と思うので

ちょいちょい出していきます(笑)

 

とにかく、世界観に圧倒されっぱなしでした。見たことないな、こんな凄いミュージカル。

 

小池徹平演じるチャーリーは昔から伝わる靴屋の跡取り息子。

周りからの期待が大きく、会社を継ぎたくないけど継ぐこととなり会社の再建に奮闘。

 

三浦春馬演じるローラは、靴が大好きなドラッグクイーン(ニューハーフ)。

 

チャーリーはローラと出会い、倒産しかかっていた会社を立て直すというサクセクストーリーのミュージカルでした。

 

最初はぶつかり合ってばかりの2人でしたが、徐々にお互いのことを理解し、必要な存在となる関係に心がほっこりしました。

 

とにかく見ていて気持ちがいい!ローラが綺麗すぎ!ストーリーもHAPPY!

 

 

 

第一幕は、チャーリーとローラの出会いからキンキーブーツが出来上がるまでの過程でした。

三浦春馬のドラッグクイーンは常に10センチ以上のヒールを履いて歌って踊り、

舞台上でとにかく生き生きとしています。高いヒールを履いているとは微塵も感じさせないダンスです。

劇中の台風の目となり、チャーリーをはじめ、靴工場の人々を振り回しますが、

とても体力的にも精神的にもパワーの必要な役だと思います。

それをあんなパワフルに演じた三浦春馬はもう、本当に凄い。出てきた瞬間のお客さんの拍手や歓声がその凄さを物語っていました。

 

 

一方の小池徹平演じるチャーリーは、ローラや周りの人に散々振り回される役ですが、

自分の気持ちに芯が通っておらず、気持ちの浮き沈みが激しいキャラクターでした。

ドラッグクイーンであるローラに注目しがちですが、このミュージカルの軸はチャーリーで、彼を中心に物語は進んでいきました。

ストーリー展開の早いミュージカルにおいて、気持ちがコロコロ変わってしまうチャーリーはローラを演じるより難しいのではないか、と感じ、小池徹平の演技力にとても驚かされました。

 

 

普通にしてても身長の大きい三浦春馬が10センチ越えのヒールを履いているもんだから、小池徹平と並ぶと何とも凸凹コンビで。

それがまためっちゃ愛くるしいんですよ(笑)

 

第二幕では、チャーリーとローラお互いがそれぞれ抱える悩みや葛藤、差別や偏見がテーマとなっていました。

一筋縄ではいかない、とはまさにこのことで、2人の前にもそれぞれ乗り越えなければならない大きな壁が立ちはだかっていたのです。

胸が苦しくなるほどの2人の言い争いのシーンもあり、切なくなりました。

 

キンキーブーツは海外で公演されていたものを日本版としてリメイクしている「海外ミュージカル」です。海外ミュージカルと日本ミュージカルの大きな違いは

 

"歌と歌の間にセリフがあるか"、"セリフとセリフの間に歌があるか"

 

今回のキンキーブーツは、海外ミュージカルですから、ほぼ歌ってました!

セリフだけのシーンがとにかく少ない!

 

歌詞がセリフとなり、音に乗せて私たちに伝わってきます。

音楽の持つパワーは偉大。心をワシ掴みにされますよね。

 

主演の2人がめちゃくちゃ歌がうまい!

ふたりとも、それぞれソロの歌パートがあり、それぞれ抱えている複雑な気持ちを

歌い上げるシーンは心臓がぎゅーーーーーってなりました。

あの歌うたっているときって何を思って、何を見ているんだろうなぁ、ふたりは。

 

 ミュージカルはストーリー展開が早い分、セリフのスピードもとっても早い。

演者のみなさんが噛んでしまわないか、ハラハラしちゃったんですけど、

みなさんプロですから。その心配をしていた自分を殴りたくなりました(笑)

 

 フィナーレは靴工場みんなでヒールの高いブーツを履いて、

歌とダンスで夢を叶えた喜びを爆発させる。

 

もう、迫力がとんでもない!すんげぇキレイだしかっこいい!

 

 

総勢20人くらいがみんな10センチ以上のヒールの赤いブーツ履いて踊っているって

なかなか、というかミュージカルくらいでしか見ることができないですし。

 

そういう非現実的な現実(リアル)を本当に見た方がいいと思います、若い人は特に。

現実ではありえない光景でも、その場で繰り広げられていたら、それは現実なので。

 

そういう矛盾というか、普通に生きていたら見ることができない景色を見てほしいです。

 

 

でも、ミュージカルのチケットは正直に言うと高いです・・・。

学生とか特にチケットを買う余裕がないかもしれません。でも!!!

一番安い座席でいいから、もう、双眼鏡を駆使して、演者さんたち見まくってほしい!

 

そこには、見たことのない景色が広がっていると思います。

 

ぜひ、若い人たち!舞台へ行ってみてください!!!

 

 

【公演情報】

ミュージカル『キンキーブーツ』

 

出演:小池徹平 三浦春馬 ソニン 玉置成美 勝矢 ひのあらた 飯野めぐみ 

   白木美貴子 施鐘泰JONTE)穴沢裕介 森雄基 風間由次郎 森川次朗 

   遠山裕介 浅川文也 佐々木誠 高原紳輔 中村百花 丹羽麻由美 舩山智香子

   清水隆伍 加藤潤一 他

 

公演日程: 東京公演:2016年7月21日(木)~8月6日(土)新国立劇場中劇場
      大阪公演:2016年8月13日(土)~8月22日(月)オリックス劇場
      東京凱旋公演:2016年8月28日(日)~9月4日(日)東急シアターオーブ

 

観賞日:2016年9月3日(土)18:00公演